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■地域ごとに特色のある建築物

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近年は、ハウスメーカーの力が強くなり、工務店の数が減ってきています。工務店の利点は地域に根ざしているところで、地域の気候や風土を理解している為に、その地域にマッチした家をつくることが可能なのです。

工務店の場合は、担当者が転職してしまっていなくなるというような事も少ないので、家作りの最初から最後まで安心して係わっていくことができます。

更に家を建てた後の、アフターケアーに関しても安心感を持つことができます。日本のハウスメーカーも独自の工法や特徴を持っていますが、設計と施工は一体で行っています。工務店の場合には、施行のみ行っていることころもあります。

設計と施工が一緒の場合、ミスや手抜きが見落としがちになることがあるのです。九州の民家の中でも変わった外観で知られているのが、佐賀平野を中心に見られる「くど造り」です。

「くど造り」とは、小さな屋根を組み合わせ、上から見た形が竈のようにコの字型をしている民家であり、竈のことを「くど」ということから「くど造り」と呼ばれるようになりました。佐賀県鹿島市の中心街から国道を数キロ行くと、今でもくど造りの草葺民家が点在する三河内の集落があります。風の抵抗を少なくする為に、佐賀県の職人が考えた特色のある建築物といえるでしょう。

2010年1月

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